謹賀新年 2019年01月02日

新年あけましておめでとうございます
旧年中は、本当にたくさんの方からご愛顧を賜りまして、心より感謝申し上げます。

また、弊社の70周年にあたりfacebook等のSNSをはじめ、たくさんのお祝いのお言葉を頂戴いたしまして、重ねて御礼申し上げます。

おかげさまで無事に新年を迎えることができました。

本年も昨年同様変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げますm(_ _)m

年越しそばを食べる理由(わけ) 2018年12月28日

年越しそば

いよいよ本年も残りがわずかとなってきました。

年の瀬といえば、その最終日は大晦日となるわけですが、暦では、毎月の最終日を晦日といい、最後の12月の晦日を大晦日。というらしいです。

その大晦日。

大晦日といえば年越しそばですが、大晦日に年越し蕎麦を食べるという風習は江戸時代から定着したとされます。蕎麦(そば)は長く伸ばして細く切って作る食べ物なので、“細く長く”ということから「健康長寿」「家運長命」などの縁起をかついで食べるようになったのが起源である、という説が一般的です。

「健康長寿」として、蕎麦に含まれる代表的な栄養素に「ルチン」(以前はビタミンPと呼ばれていたこともある物質)があります。毛細血管の壁を強くする作用がある、高血圧を予防すると言われています。ルチンは水溶性なので、蕎麦を食べる時にはルチンが溶け出しているそば湯を飲んだ方が良いとされてきましたが、現在では、そばのルチンは、ほとんど溶出しないことがわかってきています。

ところで、年越し蕎麦の由来には、ほかにも諸説があり、

・他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」

・金細工師が年の瀬大掃除の際、そば団子を作って金や金箔を集めたことから「年越しに蕎麦を食べると金が集まる(金運が上がる)。」等々があります。

 

次に「食べる時期(時間)」ですが、一般的には、12月31日の夕食の時に食べるか、もしくは12月31日のちょうど年越しの頃に…例えば除夜の鐘を聞きながら食べるかが一般的ですが、福島県の会津地方のように年が明けてから蕎麦を食べる地方もあることから、食べる時間には厳密な決まりはないようです。

ただ、年越しそばは、外食として食べるのではなく自宅で食べるのが習わしだそうで、江戸時代、有名な蕎麦屋さんでも大晦日は営業を止め、お持ち帰りのみとされていたそうです。

この一年が無事に過ごせたことに感謝し、「細く長く」という縁起をかついで(長寿を祈って)食べる年越し蕎麦。 いつまでも守っていきたい、日本の文化ですね。

 

 

おかげさまで創業70周年 2018年11月28日

 

 

いつも山口製麺をご贔屓にしていただきまして、誠にありがとうございます。
おかげさまをもちまして、弊社は本年、昭和23年の創業以来70年を迎えることが出来ました。

これもひとえに弊社をご贔屓にしていただいた賜物と心より感謝申し上げます。

 

当時、大阪で漬物屋を営んでいた祖父が、空襲により店を焼かれ実家の伊勢に戻ってきて、祖母の実家が旅館をやっていて製麺機があったので(当時は旅館でもうどんを自作していたそうです。)「うどん屋でもやるか。」とこの地で始めたのが弊社の始まりです。

当時は、GHQからの配給の小麦(俗にいうメリケン粉ですね)、又は、農家の方の自作の小麦を伊勢うどんに打ち変え、手間賃いただく。という商売形態だったそうです。

ただし、当時はまだ氷を入れて冷やす冷蔵庫しかなかったため、打ち変えた麺はその個数を台帳につけ、受け取りに来られた個数分だけその日打った麺をお渡しする。といった差し詰め「伊勢うどん銀行」のようなことをしていたそうです。

 

まだ、この辺りに弊社と旧日赤しか建っておらず、周りは畑と田んぼばかりだったの頃の話しですね。

 

その後、オイルショック、伊勢湾台風等を経て、地元の方々に「山口さんとこの伊勢うどんは美味しいな。」と言われるよう、昨日より美味しいものを今日作る。と、ただそれだけを繰り返し造りつづけて70年に至りました。

これからも、飾らず、手を抜かず、変わらぬ伊勢の味。山口製麺伝承の味を造りつづけてまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

追伸、70年を記念して、12月1日より7日間(12月8日)までの間弊社の伊勢うどんをお買い上げの方に、ささやかではございますが、記念品(「禊ぎの水」)をお付けさせていただきたいと思います。

年の瀬の大掃除の際などよろしければご活用ください。

 

禊ぎの水 2018年11月28日

神宮の森を流れる清流五十鈴川の上流に位置する高麗広の天然水に電解処理・浄化処理を施し、 「神島の潮」のにがりを配合した、空間のお清めなどに使えるカード型スプレー 水です。

お部屋の空間の浄化、お清めにご使用ください。

(1回のスプレーでお清め出来ます。)

(塩分が含まれておりますので、お肌や衣服へのご使用はご遠慮ください。)

 

(「神島の潮」のにがりは三島由紀夫の「潮騒」の舞台となった伊良湖水道に浮かぶ神 島の沖合から汲み上げた海水から手作りで塩を精製する際に、分離される海のミ ネラル豊富なにがりです。)