浜参宮 2005年05月30日

昨日、浜参宮に参加してきました。

浜参宮というのは、来月行われる、伊勢の神宮の遷宮に向け行われる、御樋代木奉曳式(みひしろぎほうえいしき)に参加する参加者が、二見興玉神社で身心を清め、奉曳の安全を祈願する行事なのですが、白装束の祭り衆の井出たちに、背中に「伊勢」と書かれた法被を着ての参加。
生まれてはじめて着る衣装に、着る前から身の引き締まる思いがしたのですが、まずは着るのが大変でした。

そも、あの股引という代物。。。2本の筒が一部分しか繋がっておらず、まともに履くとお尻のところで割れてしまうのですね。「なんだ!?なんだ!?」と思って足を抜こうとすると、股引は足首に向かって細くなっているので、裏返しになってしまうのでありますね。しかもスルりとは抜けず、片足立ちのまま「なんだ!?なんだ!?なんだ!?」などといいながらケンケンになり挙句の果てにドテッっと倒れてしまうんです。そのまま仰向けになって足をバタバタしながらもなんとか脱いだとして、これが両足とも裏返ってしまえばそのまま又ひっくり返せばいいのですが、こういうときに限って片足しか裏返らないので、ただでさえ難しい構造?になっている股引ですから、頭の中身まで裏返ってくるんですね。

結局、「おのれ!!」と思いながらも激闘40分。インターネットで「股引の履き方」を参考にしながら、ようやく様になるイデタチとなりました。d0062221_714625.jpg

20年に1度の大神事「式年遷宮」
去る5月2日に執り行なわれました「山口祭・木本祭」を皮切りに、いよいよ今年から8年の歳月をかけて行われます。

詳しい日程等は『伊勢の神宮』http://www.isejingu.or.jp/でご覧になれますので、伊勢にお越しの際はぜひご参加くださいませ。

また、その際には、弊社の『伊勢うどん』をお土産になにとぞよろしくお願いいたします。

伊勢うどん 2005年03月14日

伊勢名物の一つに「伊勢うどん」があります。
ずんぐりと太めで、コシの柔らかなうどんに、独特の真っ黒いタレをかけただけの素朴な伊勢うどん。高級店で食べるのではなく、割り箸がむき出しの大衆食堂で椅子を引き寄せながら、薬味のネギのみじん切りをのせて、ぐるぐるとかきまぜながら食べる伊勢の名物うどんです。
以前は伊勢市内だけのものでしたが、最近は鳥羽や志摩、松阪方面にも看板が見られるようになり、スーパーや八百屋、食料品店にはあの独特の「たれ汁」のびん詰めが売られているほどの普及ぶりとなりました。

伊勢うどんの発祥は明らかではではありませんが、多分江戸時代以前から米の生産の少ないこの地方の農家が、うどんを多く食しており、その際に味噌溜りを少しかけただけの簡単な調理法を取っていたものと推測されます。伊勢麺類業組合長宇田栄一氏(明治四三年)の話でも、昔は伊勢うどんの商いは宮川から二見までの神領(宇治・山田)民だけに限られていたものなので、楠部や朝熊など四郷の農家が溜りをかけて食べていたものを、かつお節や昆布のダシを加えて美味しくして商売にしたのであろうということです。
伊勢うどんを初めて商売として始められたとして有名なのが浦田町の橋本屋さんです。先祖は神宮の神楽役人、小倉太夫で、うどん屋として始められたのが七代目の小倉小平さんと伝えられています。小平さんが没したのが寛永二年(一六二七)。少なくとも三五0年前に「伊勢うどん」は実在したようです。しかしこの「伊勢うどん」という名称はずいぶん新しいもので、戦後、商店も商品も増えるなかで他の細いうどんとの混乱を避けるため、昭和40年代後期に『伊勢うどん』名付けられました。
それまでは、伊勢でうどんといえばこのずんぐり太い伊勢うどんだったのです。
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